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O&G JOURNAL vol.1

2025.10.10

O&G JOURNAL vol.1

What’s ORIGIN & GROWTH

──彩が描く、クリエイティブの新しいかたち


みなさんこんにちは!広報グループの清水です✨
広告企画制作会社として来年で50周年を迎える彩。
2025年度方針で掲げた「クリエイティブの二本柱」──irodori Originirodori Growth
今回はその背景や想い、そして最新の取り組みについて、社長に話を聞きました!

 

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――まず、OriginとGrowthとはどんなものなのでしょうか?

 

社長:
「Originは、これまで彩が原点として50年培ってきた“広告企画制作”の領域です。
代理店さんからの依頼を中心に、いろんな広告を企画・制作してきました。
それをもっと磨いていくのがOriginです。
これまで支えてくださっているお客様とこれからも一緒に、
彩のコンセプト“One Order Creative(OOC)”をさらに強化し、
社員の育成にもつなげていきたいと思っています。


一方のGrowthは、もう少しクライアントの事業の中に踏み込んだクリエイティブです。
ブランディングや事業支援など、

“何のためにデザインするのか”を一緒に考えるところから関わっていく領域です。」

 

 

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――なぜ、二本柱を設けることにしたのですか?

 

社長:
「これまで彩は、いわゆる代理店さんからの制作依頼が中心でした。
でも自分が経営の立場になって会社全体を見たときに、
“もっと彩のOOCはできることがあるな”と感じてたんです。


そんなときに出会ったのが、東京のあるクリエイティブ企業。
僕にとっては運命的な出会いでした(笑)。

その社長が『僕たちはデザイン会社じゃなくて“事業会社”なんですよ』って言ったんです。
その一言にビビッときました。
“頼まれたものを作って終わり”じゃなくて、一緒に考えて創っていく。
『ああ、彩もこういう関わり方がしたい』と思いました。

 

クリエイター組織の考え方が近かったのもあり、

そこからもう完全にスイッチが入っちゃって。
その会社の人に

「なんでそう考えたの?」「どうやってクライアントと関係をつくってるの?」と質問攻め。
現場の動き方やチームの仕組みまで根掘り葉掘り聞いて、

本も読んで、ポッドキャストも聴いて、
“事業会社と言っている会社のクリエイティブ”を自分なりに研究していきました。


そうして2025年度の方針として、
“学びと成長のOrigin”と“事業に寄り添うGrowth”の二本柱を掲げました。」

 

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――Growthにはどんな想いを込めていますか?

 

社長:
「一言でいえば、“クライアントと一緒に考えるクリエイティブ”です。


経営者と一緒に考えるクリエイティブをする
企業や事業の本質を掘り下げる
地域やお客さんに合ったデザインを考える


小洒落たデザイン(笑)をつくる”のが目的ではなくて、
頭の中のモヤモヤを一緒に整理して、見える形にしていく。
それが僕らの仕事だと思っています。


そして、社員一人ひとりが“自分の好き”を活かせる場でもありたい。
“好き”を強みに変えながらクライアントの現場で経験を積める、
Growthはそんなフィールドなんです。」

 

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――Growthが始動して約1年。具体的にどんな実績が出てきましたか?

 

社長:
「ありがたいことに、いくつか大きな動きがありました。
僕が関わっている案件だと──


1つ目は、飲食店のオープン支援

『きねやのはこ』では、経営者と一緒に新業態を考えながら、地域に根ざしたブランディングを行いました。




ほかにも新しい飲食ブランドの立ち上げ案件が2件進行中です。

 

2つ目は、『ないものづくりグランプリ』
福岡の製造業の皆さんが、自社の強みを活かして“世にない商品”を生み出すコンテストです。
『すでにあるものじゃ面白くない。プロが本気を出してみた。』というテーマで、多くの反響をいただきました。



3つ目は、『ミライ地図プロジェクト』
社員と会社が“もっといい未来へ進む”ために、ビジョンを一枚のマップにまとめるワークショップ。
『夢は、語って、描くもの。』を合言葉に、組織の推進力を高めています。」

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――OriginとGrowthを通じて、クライアントにどんな価値を届けたいですか?

 

社長:
「“デザインって簡単そうに見えるけど、実は全然簡単じゃない”って伝えたいです(笑)。
パソコンの画面上で、パパっと作ったり修正したりできちゃうように見えるけど、
**簡単じゃねーぞ、魔法じゃねーぞ!**っていう(笑)。


冗談はさておき、実際は経験とか知識とか、

たくさんの積み重ねがあって初めて形になるものなんです。
彩という会社、そして社員一人ひとりの力で、

クライアントと一緒に考えながら“本当に必要なクリエイティブ”をつくる。
それが僕らの目指すところです。


『デザインでここまで考えられるようになるんだ』
『こんなふうにモヤモヤを整理できるんだ』
そう感じてもらえる関係を増やしていきたいですね。」

 

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――今後の彩の方向性について教えてください。

 

社長:
「彩は来年で50周年です。
その節目に、社員全員で彩自身の“ミライ地図プロジェクト”をやりたいと思っています。


よく『自分とこのやってないんかーい』って言われるので(笑)。
“やりたいことをやれる会社になる”っていつも言っているので、完成したミライ地図を旗印に、
ビジョンマップに描かれる社員一人ひとりの“やりたいこと”を事業として実現していきたい。
OriginとGrowthがあるからこそ、社員の“やりたい”を受け止めて、

挑戦できるステージをつくっていけると思っています。」

 

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最後に

 

社長:
「OriginとGrowthは、クライアントとともに彩自身も成長していくための二本柱です。
これからも“クリエイティブの力でできること”を広げていきたいと思っています。」

 

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今回社長のお話を伺って、

改めて「彩っていろんなことができる会社なんだな〜」と感じました。

私が初めてそう感じたのはグラフィックデザイナーとして採用試験を受けたときなのですが…

働く社員としても、

クリエイティブを任せてくださるクライアントのみなさまからも

そう思い続けていただけるような、成長を続ける会社だな〜と実感しますね!✨

 

クライアントとともに歩みながら、クリエイティブの可能性を広げていく彩の姿を、

今後も発信していきます。どうぞお楽しみに!🌼

 

 

 

 

 

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